雇用管理サポートシステム

事例No.240

○訪問介護の職員数(規模):50人以上 ○法人形態:有限会社 ○地区:中国・四国

取組内容

1 サービス提供責任者
①サ責の役割

○ 利用者への初回面接、アセスメントシート、個別援助計画、それらに係る諸々の書類作成。

○ 全ヘルパー(訪問介護員)のシフト管理・調整・相談・指導。現場担当。

○ 関係機関(特にケアマネジャー)との連携。カンファレンス、サービス担当者会議出席。

○ 利用者へのモニタリング訪問。

○ 実績管理及び訪問記録等の文書管理

○ 事業所内研修の企画立案、実施。

○ 外部よりの実習生受け入れ、指導。

○ 業績管理、経営改善担当。

②業務の見直し・周知、③サ責の能力開発

○ 広範囲にわたる業務を各々に分担し、高レベルなものを目指し取り組むよう指示した。

○ 受け持った各々の専門業務については、週に一度の会議において報告し、検討していった。

○ 又、必要があれば、外部からの講師を招いての職員研修を行ったり、責任者の積極的な外部研修を図ったりしながら、責任者の業務への意欲の向上を目指していった。

取組の背景

1 サービス提供責任者

○ 現場責任者の業務は、事業所運営の根幹をなし多岐にわたる。しかし、日常の多忙な業務に追われ、どれをとってみても内容は浅く充分な取り組みがなされなかった。

○ 又、慢性的な人材不足は解消されず、責任者が現場担当したり、登録ヘルパーの急な穴埋めや調整に追われる日々であった。

取組の効果

1 サービス提供責任者

○ 事業所全体の業務が専門化され、以前に比べれば業務の流れが効率よくスムーズに行きだした。各専門分野はまだまだ不十分であるが、責任者の仕事へのモチベーションをあげていることは、事業所内の雰囲気などで感じられている。