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事例No.0187
取組内容
1 サービス提供責任者
①分担・連携・・・
○ サービス提供責任者が、サービス提供責任者としての業務に集中できるよう、サービス提供責任者のうち半数は、事務所に常駐し通常のヘルパー業務には出ないようにしている。
○ 事務所内の机の配置を、向かい合うような配置にし、サービス提供責任者同士が、お互いの仕事を把握し易い、話をし易いようにし、より質の高い業務が行えるよう工夫をしている。
②サ責の能力開発・・・
○ サービス提供責任者の適性に関しては、社会福祉の教育を受けた者、社会福祉学を専攻した者、現場の業務に強い者、調整の能力を持っている者等が考えられると思うが、在籍するサービス提供責任者の適性がどれか一つに偏ることなく、多様な人材を確保することで、多様なケースに対応したり、サービス提供責任者同士が知識や技術を補い合い、高めあうことができるような組織作りを目指している。
○ よりよいサービスを提供するために、サービス提供責任者の専門性を高めていくことも必要と考えており、サービス提供責任者の採用時には、新任のサービス提供責任者は経験を積んだサービス提供責任者について研修を行えるようにしている。
取組の背景
1 サービス提供責任者
①分担・連携・・・
○ 登録型のヘルパーさん(訪問介護員)は、直行直帰型の就労形態であり、また、利用者様と一対一で対峙する仕事でもある。そのため、仕事の状況が事務所側から見えにくい。
○ またヘルパーさんからの報告や相談がない限り問題発生に気づきにくいという認識があった。
○ そのため、ヘルパーさんが気軽に相談できる体制、問題が起こったあとにすぐに対応できる体制を整えておく必要があると考えており、当初より事務所に常駐のサービス提供責任者が通常のサービス業務には出ないような体制を作っていた。
②サ責の能力開発・・・
○ サービス提供責任者の業務の専門性(ヘルパーへの指導、相談に応じる、利用者様との面接、ケアマネージャーとの連携など)に対し、適性のある人材を採用すること、その後の知識や技術の習得などの重要性を感じていた。
取組の効果
1 サービス提供責任者
①分担・連携・・・
○訪問介護事業所において、サービス提供責任者の役割は大変大きいため、当初より、サービス提供責任者がサービス提供責任者本来の業務に集中できるような体制作りに取り組んできたため、今ではその体制が定着してきており、相談・連絡・指導等の業務が比較的スムーズに行えるようになっている。
②サ責の能力開発・・・
○社会福祉士の資格を有する者がサービス提供責任者になるまでには時間がかかるが、経験を積むことにより、適切な判断をし、現在地域の中で活躍している。