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事例No.0147
取組内容
1 配置・稼働管理
①稼働(シフト)管理・・・
○キャンセル等に関しては、出来るだけ早く情報を入手し、担当ヘルパーに連絡し他のケアを入れるようにし、勤務時間に空がないようにする。
(※ 所定労働日・労働時間の振り替え変更については、就業規則や労働契約の定めに基づいて行うことが必要です。)
○直前のキャンセルの場合は、ヘルパーさんからサービス提供責任者に連絡をし、確認をする。
○キャンセル料に関しては、契約時に利用者様に説明し、同意を得るようにする。
2 賃金管理
②手当(資格、通勤、時間外等)・・・
ア) ケア会議、ヘルパー研修会については、研修手当を支給している。
イ) サービス実施記録の記入等、事務通信費を支給している。(1件 50円)
ウ) 日、祝日及び年末年始は、休日手当を支給している。(1h 50円)
エ) 自己評価に基づき勤務手当を支給している。(1年30円 上限90円)
オ) サービス提供時間延長に関しては、必ず電話連絡をおこなう。
カ) 介護福祉士及びヘルパー1級に対し、資格手当を支給している。(1h 50円)
取組の背景
1 配置・稼働管理
○ 高齢の利用者が多い為、体調によりキャンセルが出やすい状態であった。
○ 常に利用者、ケアマネとの連絡を密に取る事により、ヘルパーの稼働効率をあげたかった。
○ 利用者の中には、何の連絡も無くキャンセルをされる事があり、ヘルパーのやる気が削がれる事があった。
2 賃金管理
ア) ケア会議及びヘルパー研修会への出席率の増加をはかりたかった。
イ) ケア時間内での、実施記録の記入が困難であった。
ウ) 人員不足に伴い、休日出勤者の確保が困難であった。
エ) ベテランになるにつけ、自己満足でしかないケアになっているケースが多々あるので、自己反省も含め評価制度導入の必要性を感じた。
カ) 資格手当を付けることにより、ヘルパーの向上心および処遇改善に結びつけたかった。
取組の効果
1 配置・稼働管理
○ 利用者からキャンセル料を頂くことにより、ヘルパーが訪問することの意義を利用者にも持ってもらえた。
2 賃金管理
エ)・・・○ 評価内容に関係するため、当日の欠勤が非常に減った。
オ)・・・○ サービス実施記録の記入内容が、とても充実してきた。
カ)・・・○ ヘルパーの向学心、向上心がみえてきた。
○ 各自がスキルアップすることで、福祉サービス向上の考え方が定着してきた。