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20人以上50人未満 社会福祉法人 北陸甲信越・東海

事例No.0145

取組内容

1 配置・稼働管理 、 2 サービス提供責任者

①チーム編成 、②分担・連携・・・

○ 8~10名を1単位としたグループを編成し、各グループにはリーダーを任命する。

○ 各リーダーは常勤職員より選任し、各グループに所属するメンバーの勤務、活動、教育及び指導にあたることも業務とし、責任を持たせる。

○ リーダーの中より優秀な者を次の課長候補として育成していく。

3 コミュニケーション管理

③情報共有・ミーティング・・・

ア)重点会議の開催・・・○2ヶ月に1回、年間重点目標の進捗度合いを、介護事業部長、訪問介護課長及び各グループリーダーにより確認し、確実に達成できるよう各担当管理職が話し合う会議として開催する。

イ)ステーション会議の開催・・・○毎月2回程度、訪問介護課長、各グループリーダー及び職員(パートを含む)により、各グループの活動の現状、問題及び事故等のトラブルについて、情報の交換、再発の防止等を目的として開催する。

取組の背景

1 配置・稼働管理 、 2 サービス提供責任者

①チーム編成 、②分担・連携・・・

○情報が拡散し、集約が難しかった。メンバーに対する教育や指導の責任体制を、明確にしていなかった。

○訪問介護課長に管理が集中してしまい、業務の煩雑化を招いてしまった。

3 コミュニケーション管理

③情報共有・ミーティング・・・

ア)・・・○年間重点目標の進捗状況が把握しにくく、下半期に業務が集中したり、結果として目標の達成に結びつかない場合もあった。

○部長及び課長への状況報告が遅れ、的確な指示や指導を受けることができない場合があった。

イ)・・・○リーダーごとで状況の認識や対応の方法に差があり、メンバーへの指示や指導に事業所としての一貫性がなく、戸惑うケースがあった。

○リーダーの能力の差により、メンバーの業務遂行能力に差ができることがあった。

取組の効果

1 配置・稼働管理 、 2 サービス提供責任者

①チーム編成 、②分担・連携・・・

○リーダーとしての業務責任と権限が明確にでき、職員のやりがいにつながった。

○リーダーとして意欲的に能力向上に取り組む姿が出てきた。

○課長業務とリーダー業務を明確にすることで、課長は管理者として経営を考えられる体制を作ることができた。

3 コミュニケーション管理

③情報共有・ミーティング・・・

ア)・・・○目標達成への取組み方、状況の把握が適時に行えるようになり、部長及び課長からの指示や指導を早い時点でもらうことにより、目標達成できるようになった。

○目標達成不可能なケースも、早期に目標の修正を行い、経営に反映できるようになった。

イ)・・・○情報の共有化が進み、状況の認識や対応策の検討についてリーダー間で十分な話し合いを持つことにより、メンバーに対し一貫した指示や指導を出せるようになった。

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