雇用管理サポートシステム

事例No.138

○訪問介護の職員数(規模):20人未満 ○法人形態:有限会社 ○地区:北陸甲信越・東海

取組内容

1 募集・採用
①雇用契約・・・

○雇用に関して、訪問介護員には、賃金、労働時間、その他の労働条件(労働契約の期間、労働日、休日など)を明記した書面を交付している。

2 コミュニケーション管理
②職場環境づくり・・・

○事務所内にヘルパー(訪問介護員)の休憩スペースを設けている。空き時間いつでもヘルパーが立ち寄り、談話できる雰囲気つくりをしている。また、その談話の中から業務内容の問題点、悩みなどを聞きとる努力をしている。

③情報共有・ミーティング、④連絡手段・・・

○ヘルパーの携帯電話を用いて、利用者様についての必要な情報、注意点などを逐次メールで一斉送信している。また、必要に応じてミーティングを行って情報の確認をしている。

3 賃金管理
⑤基本給、⑥手当(資格、通勤、時間外等)・・・

○ヘルパーが保有する職業能力を適切に評価し、それを処遇に反映させている。

○具体的には、能力給として時給の昇給を実施。資格者に対しては資格手当を付与。

取組の背景

2 コミュニケーション管理

○ 申し送るべき情報が、全員のヘルパーにいきわたっているか確認するのは困難であった。「聞いた、聞かない」「言った、言わない」論になってしまうため、メールで送る方法を採用した。

○ 情報を送った側は、必ず確認のメールを返信してもらうようにする。

取組の効果

2 コミュニケーション管理

○ 携帯メールは各自、自分の空き時間に見ることができる。

○ メールに記録が残るため、伝える側も伝えられた側も証拠が残る。

○ メールで一斉送信にすることで、同一の情報を伝えることができる。そのため、伝える側の連絡漏れを防ぐことができる

○ メールに残るため、後で再度の情報確認ができる。

○ 伝えられる側のメモの手間が省ける。