- ホーム
- 分野から事例を探す【訪問】
- 事例一覧
- 事例No.0136
事例No.0136
取組内容
1 能力開発
①Off-JT・・・
○研修、講習受講の奨励
ア)小規模事業所のため、独自で研修や講習をおこなうことが困難である。
イ)外部の講習会、研修会開催の情報をヘルパー(訪問介護員)に提供し、積極的な参加を奨励する。
ウ)外部講習会、研修会受講者には経費の一部または全部を負担し支援をする。
②自己啓発(資格取得)支援・・・
○ガイドヘルパー養成の支援
ア)ガイドヘルパー取得のためヘルパーに対して、
①講習開催の情報提供、②経費の一部負担、③取得者に対する優遇を行う。
③OJT・・・
○登録ヘルパーの育成
ア)登録ヘルパーの育成は、主任ヘルパーを中心に業務に同行し指導、訓練を行う。
イ)新規採用者や経験不足のヘルパーは、経験者を同行させサービス提供を行う。
ウ)事務所での休憩時間を利用し、登録ヘルパー同士または管理者、責任者と話し合いをもつことで実践的介護に必要な知識を身につけさせる。
取組の背景
1 能力開発
①Off-JT・・・研修、講習受講の奨励
○ 一旦ヘルパーの資格を取得すると、なかなか新しい知識や技術を習得する機会がない。
○ 介護の現場の常識も日々変化する。外部の講習を受けることで、ヘルパーは最新の知識、情報を得る必要がでてくる。
○ しかしながら、講習会受講には金がかかるため二の足を踏むヘルパーがいるのも現実である。
○ 会社が経費を支援することで、ヘルパーが前向きに講習会に出て行く。
○ 定期的な講習の受講を義務化した
②自己啓発(資格取得)支援・・・ガイドヘルパー養成の支援
○ 障害者支援費においては、ガイドヘルパーのニーズが高い。
○ ガイドヘルパーの講義は、通常の介護をする上でも役に立つ知識がある。
③OJT・・・登録ヘルパーの育成
○ 経験不足のヘルパーがサービス提供することは、利用者様にとっては大きな不利益となる。
○ ヘルパーの自信のなさが、クレーム、事故を引き起こすことが多々ある。
取組の効果
1 能力開発
①Off-JT・・・研修、講習受講の奨励
○ 講習の義務化、経費の支援によってヘルパーが積極的に講習に出るようになった。
○ 事業所全体のサービス提供の質が向上した。
○ 外部の空気に触れることで、講習終了後のヘルパーは心機一転サービスの質の向上に努めるようになる。
②自己啓発(資格取得)支援・・・ガイドヘルパー養成の支援
○ ヘルパーのガイドヘルパー取得率を上げたため、同業他社との差別化をはかることができた。
○ ガイドヘルパーと介護タクシー(80条)を同時に持つヘルパーには、より広範囲な仕事の依頼が来るようになった。
③OJT・・・登録ヘルパーの育成
○ 新規採用者の徹底した指導をおこない、サービスの画一化が計れる。また、経験者も教える行為を通じ自己の技術、知識の再確認を行うことができる。