雇用管理サポートシステム

事例No.120

○訪問介護の職員数(規模):50人以上 ○法人形態:社会福祉協議会 ○地区:北陸甲信越・東海

取組内容

1 能力開発 、 2 募集・採用
①新人教育、②採用方法・・・

○職員採用後、研修カリキュラムに沿った研修を実施

○指導担当ヘルパー(ベテラン職員等)が同行する。1週間程度、新人ヘルパーの利用者に対する対応、利用者の性格等の理解がどの程度できているのかを監察し評価する。

○困難なケースにも同行し、様々なケースを体験する。

取組の背景

1 能力開発 、 2 募集方法

○ 雇用側も採用職員(新人ヘルパー)もいきなりの訪問では、同行者があっても不安があった。

○ 対人間ということから利用者との相性など適材を知ることが必要であった。

○ 特に困難なケースを含めた、あらゆるケースの体験をしてもらう必要があった。

○ 新人ヘルパーにとっての指標となるよう、多くのベテランヘルパーと同行させたかった。

○ 同行する研修を実施することで、新人ヘルパー自身が自分にあった仕事であるか、続けていけるかどうか見極める機会を作りたかった。

取組の効果

1 能力開発 、 2 募集方法

○ 指導にあたる先輩ヘルパー(訪問介護員)は、カリキュラムをこなす新人ヘルパーに同行しながら、5段階評価をするが、指導するヘルパー自らの自己評価にもつながっている。

○ 指導にあたるサービス提供責任者は、新人ヘルパーのことを早い時期に理解でき、どの利用者のケースにあっているかを把握し、これをサービス提供に生かすことができるようになった。

○ 新人ヘルパーは1週間の研修期間中に、仕事の厳しさを知り仕事に取組む基本姿勢を見直す機会となった。

○ 新人ヘルパーは研修での体験から、仕事に対しての自信と決意を得ることができている。