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20人以上50人未満 有限会社 北陸甲信越・東海

事例No.0117

取組内容

1 サービス提供責任者

①サ責の業務サポート・・・

○ サービス提供責任者は業務量過多の為、業務内容を見直し、事務員がまかなえる業務等は配分するなどの対応をしている。

○ サービス提供責任者が重要な業務に集中できることで、提供責任者が利用者宅訪問時も、必ず、一人は事務所内に残れるようになった為、ヘルパーからの問い合わせ等にすぐに対応できるようになった。

②サ責の役割・・・

○提供責任者にはヘルパーとしての担当を全く持たせず、業務の中で重要なヘルパーへの教育指導、初回時の同行、訪問介護計画書作成、モニタリング、カンファレンス開催、ヘルパーへのスーパーバイズに時間が割けるように、している。

取組の背景

1 サービス提供責任者

○ 提供責任者の業務は、業務指導、スーパーバイズの実施、訪問介護計画書作成、ヘルパーのシフト管理、ケアマネジャーとの連携、実際の訪問介護サービスの実施等、多岐にわたる為、本来重要視しなければならない訪問介護計画書等の作成、教育技術指導、スーバーバイズの実施が不十分であった。

○ その結果、計画書が不十分となり、サービスの均一化が図れず、ヘルパーが統一した目標でサービス提供ができなかったほか、個々のヘルパーの技術にバラつきがあってサービスの統一が困難であった。

○ 提供責任者がサービス訪問している間に、ヘルパーから問い合わせがあっても、不在のために迅速な対応が行われないこともあった。

取組の効果

1 サービス提供責任者

○ 提供責任者が重要な業務に集中できることで、以下の業務の改善が図られた。

ア) 訪問介護計画書等が十分整備されたことで、ヘルパーとの情報や目標の共有化が行われている。

イ) 技術指導に専念できるようになり、月中旬の1週間毎日13:00~14:00までの間、「受講者が一人でも実施します!ミニ講習会」を開催し、技術向上に努めている。

ウ) また、初回の提供責任者の同行は100%実施されるようになり、ヘルパーからも不安な初回時にサービス時間中ずっと側で指導してくれるということで好評である。

エ) 提供責任者が利用者宅訪問時も、必ず、一人は事務所内に残れるようになった為、ヘルパーからの問い合わせ等にすぐに対応できるようになった。

オ) 時間に余裕ができ、ヘルパー一人一人の悩みや心配事に相談対応の時間が十分に取れるようになり、スーパーバイズも行われている。

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