雇用管理サポートシステム

事例No.110

○訪問介護の職員数(規模):20人未満 ○法人形態:有限会社 ○地区:北陸甲信越・東海

取組内容

1 コミュニケーション管理
①健康相談・管理

○職員の体調管理について(冬期)、10月には入ると職員に声をかけ、インフルエンザの予防注射を受けるように話す。

○意識付けだけではだめなので

ア)会社が予算を立て、職員全体が予防注射をするように計画を立てる。

1回の予防注射 3,000円(1人半額の1,500円会社補助)

1,500円×20名=30,000円

イ)医者に行ってインフルエンザの予防注射をすると大変なので医者に職場に来てもらう。当日、都合で注射ができない方は、直接医者に行き注射する。その場合、領収書を見せていただき半額補助する。

取組の背景

1 コミュニケーション管理

○ ヘルパー(訪問介護員)が各利用者宅に訪問して、サービスの提供をする仕事だが、11月ごろに入ると風邪をひいて利用者が寝込んでの訪問が増えてくる。一方、対応する職員にも熱が出たりして休む職員が出てきて、管理者の職員調整、利用者さんの「訪問してくれない」などの不安が出てくる。

○ 職員で風邪を引いて休みたいという人に聞くと、インフルエンザの注射を受けていない人が多い。

取組の効果

1 コミュニケーション管理

○ 風邪で休む人が少なくなり、訪問介護の時間割表に変更が少なくなりローテーションが スムーズになった。

○ 医者が訪問してくれるので、普段気になっている体調の話もできるようになった。

○ 他、訪問介護の事業所や利用者宅の人に良い評判が広がり、存在感が増した。