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20人未満 社会福祉法人 関東

事例No.0082

取組内容

1 配置・稼働管理

①稼働(シフト)管理

ア)雇用形態別配置事例

例)事業所近辺在住のヘルパ(訪問介護員)ー・・・一時帰宅し、再度出勤できるシフトを組む

遠距離通勤のヘルパー・・・数件の利用者宅を連続して訪問できるシフトを組む

利用者宅への直行直帰・・・ヘルパーと生活圏が同じにならないように配慮

イ)希望配置管理

ア)1ヶ月にどのくらい働きたいのか希望を定期的に聞き(年2回ほど)希望に沿ったシフトを組む。都合が変更になった時にはすぐに知らせてもらう。

②緊急連絡・トラブル対応

○事故、トラブル対応体制について

ア)事故発生→サービス提供責任者に報告→責任者と管理者で謝罪のため訪問→保険会社連絡→現場状況記録→賠償→責任者が再度訪問し利用者に対応についての感想を聞く。

イ)まずは、ただちに責任者に連絡、報告をすることを徹底。責任者からケアマネや家族に連絡する。

取組の背景

1 配置・稼働管理

①稼働(シフト)管理

ア)・・・○生活援助が1.5Hまでになり予防介護が導入されて、短時間の活動が増えたため、効率の良いシフトが必要になってきた。

イ)・・・○ヘルパーという仕事に就く人は、家庭や自分の用事を優先する人が多い。定期的に今現在はどのくらい働きたいのか希望を聞き、希望どおりのシフト調整をする必要がある。

②緊急連絡・トラブル対応・・・

○ヘルパーは自分の判断で業務をしなくてはならないため、時には事故や失敗を隠そうしてしまいがちである。

○そうするとヘルパー個人の責任になってしまうことを勉強会等で繰り返し話している。

○連絡、報告すれば、事業所の責任として対応することができるということを周知徹底する必要がある。

取組の効果

1 配置・稼働管理

①稼働(シフト)管理

ア)・・・

○家庭の用事ができるという点で、一時帰宅は好評である。

○今後の課題は細かいシフト調整を効率良くおこなうためには、どの利用者宅にも訪問可能なレベルの高いヘルパーの養成が必要になる。

イ)・・・○希望する勤務時間数が自分の都合でころころ変わる人がいたが、ヘルパー全員のチームワークで活動しているという雰囲気が定着するにつれ、個人の都合を全面に出す人は少なくなった。

②緊急連絡・トラブル対応・・・

○事故、ミス、失敗はどのヘルパーにも起こる可能性がある。

○大切なのは誠意をつくして謝罪し、迅速に対応することでさらに深い信頼を得るチャンスと捉えることができる事を少しずつ理解してきている。

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