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事例No.0067
取組内容
職種別の新任研修・現任研修・モチベーションアップ研修を実施している
1 能力開発
①考え方・体系、②新人教育
○登録型ヘルパー
ア)雇用契約時にウェルカム研修を実施。研修項目は、当社理念の理解、コンプライアンスの重要性・接遇・介護技術等実務に入る前に必要なテーマである。
イ)また、現任研修としては、毎月ステップアップ研修を開催している。開催場所は弊社各研修室となっており、勤務している事業所から一番近い研修室を選択して受講が可能。
2 能力開発 、 3 サービス提供責任者
③考え方・体系、④新人教育、⑤サ責の能力開発
○社員・契約社員
ア)新任研修として4~5日間のウェルカム研修を実施している。
イ)サービス提供責任者やケアマネジャーとしての勤務経験がある者であっても、介護保険改正後の基本ルールや、社内ルール・帳票の確認といった内容について学習している。
ウ)社員のうち、特にサービス提供責任者については、その業務について明らかにされていなかったため、当社でマニュアルを作成し、実務に直結する業務についての研修を実施した。
○全職種に向けて
ア)年に1回モチベーションアップを目的としてスキルアップ研修を実施している。同職種が一同に会して研修を受講する機会としている。テーマは毎年職種ごとの課題にあわせて選定し外部講師による講演を組み込んでいる。
取組の背景
1 能力開発・・・
登録型ヘルパーの新任研修について
○ 登録型のヘルパーの内訳は、他社ですでに介護職として働いている人・ヘルパー2級の養成講座修了したての人に2分化されている。
○ このどちらにとっても、専門職として働く意識を持ってもらい、当社として重要視しているコンプライアンス(法令遵守)の徹底について理解を図ることが必要と判断。
○ また、サービスを提供している事業所の責任者が、新入社員が入るたびに研修を行うことは物理的に不可能なため配属前に、専門職として必要な知識・技術を伝える研修を本社教育分として実施することが、「介護サービスの質」向上に必要不可欠と判断し、実施するに至った。
2 能力開発 、 3 サービス提供責任者・・・
社員・契約社員の研修について
○ 人材の流動化が激しい訪問介護業界で、社員にとって求められているのは、勤務しながら各自がスキルアップできる環境であると考えた。
○ そこで入社時のウェルカム研修で基本の理解、現任研修の充実でスキルアップという研修体系にまとめた。
取組の効果
1 能力開発・・・
登録型ヘルパーについて
○ 企業に働く専門職としての意識を持ってもらう効果が大きいと実感している。
○ 特にステップアップ研修は毎回200名の受講実績となっており、研修で介護技術の基本(排泄・移乗介助等)を学び、その基本を、現場でサービス提供責任者による個別指導へとつなげている。
2 能力開発 、 3 サービス提供責任者・・・
社員・契約社員について
○ 対お客様、対ヘルパー(訪問介護員)の対人援助技術や契約手続き・訪問介護計画書等の書類作成について、理解が図られている。