雇用管理サポートシステム

事例No.061

○訪問介護の職員数(規模):50人以上 ○法人形態:株式会社 ○地区:関東

取組内容

1 コミュニケーション管理 、 2 能力開発
①職場環境づくり、②情報共有・ミーティング、③Off-JT

○ パート、登録の介護職員を含め、「全体研修会」、「忘年会」及び「お茶会」を定期的に実施することとしている。

○ 「お茶会」、「忘年会」の実施により、勤務時間帯や訪問先が異なりコミュニケーションのとりづらい訪問介護職員間のコミュニケーションの場を提供するとともに、種々の情報の共有化を図ることとしている。

○ 「全体研修会」では、主として、職員同士の体験発表による認識の共有化を図ることとしている。

取組の背景

1 コミュニケーション管理 、 2 能力開発

○ 特に、訪問介護職員の業務実態から、登録の介護職員においては同一訪問先の担当者同士の接点が無く、介護の業務において直接情報や意見交換が出来ない状況がある。

○ また、担当する業務に関して職員をグループ化する場合においても、お互いの人間関係などを考慮する必要があったため、職員間のコミュニケーションをスムーズに行わせる必要があった。

○ 介護現場での種々の問題に対応させるためには、サービス責任者など上司からの指示、説明だけでは、理解が不十分な点が見られた。

取組の効果

1 コミュニケーション管理 、 2 能力開発

○ 業務の担当グループを構成する際に、職員間の相互理解がすすんだと思われる。

○ 登録ヘルパー(訪問介護員)同士のコミュニケーションが図られ、訪問先での介護業務に大きな不安を感じなくて済むようになったと思われる。

○ サービス提供責任者、事業所の管理者にとっても、従事する介護職員とのコミュニケーションがスムーズに行え、介護職員の配置などの職員管理にも非常に役立っている。

○ 全体研修では、現場業務を担当している同じヘルパー(訪問介護員)の実体験が発表されるので、自分が考える問題並びにその解決法などを共感でき、業務の改善並びに不安解消に役立っている。