雇用管理サポートシステム

事例No.059

○訪問介護の職員数(規模):50人以上 ○法人形態:株式会社 ○地区:関東

取組内容

1 サービス提供責任者
①サ責の役割、②業務の見直し・周知・・・

○ 介護保険法で求める訪問介護員(ヘルパー)、サービス提供責任者並びに管理者等の役割について調査。

○ 現場で取り組むべき又は取組んでいる役割について、話し合い実施。

○ その結果、他との整合性、実行可能性を加味して役割を規定化。

○ 規定化された内容に沿って実行。

○ 活動結果を業務日誌、現場確認及び月例会議等で実施状況、効果、問題点を確認。

○ 不完全な部分については、役割達成に向けフォローし、事業所の円滑な運営に寄与させる。

取組の背景

1 サービス提供責任者

○ サービス提供責任者等は日常業務に専念するあまり、本来の職務や役割を見失いがちである。

○ 業務効率を高め、生産性を上げるためには、職務・役割を明確にする必要がある。

○ 複数拠点の場合、各自の置かれている環境が異なるため、その役割が場当たり的になりがちである。

○ 経営者、労働者サイドそれぞれの思惑での役割ではなく、双方が一致したものにする必要がある。

取組の効果

1 サービス提供責任者

○ 会社として統一された職務目標が設定され、いつでも見て確認することができる。

○ 法令に沿ったものと自分たちで考えた役割であるから、その実効性に期待が持てる。

○ 他職務者とのチームプレーにおいて、各人の役割範囲が明確になり、重複、中抜けが回避される。

○ 役割の推進状況が業務日誌、月例会議等で公表され、その意味合いが確認できる。

○ 「情報公表制度」においても、役柄を日頃から実行することにより、指標達成が可能となる。

○ 指導育成面において、そのベースとなる考えや指標を、双方が確認できる。

○ 給与等処遇面において、役割の達成意欲、達成度合いを反映できる。