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20人未満 社会福祉法人 関東

事例No.0054

取組内容

1 能力開発

①考え方・体系、②新人教育・・・

○ 新人採用時研修・16時間 (管理者・サービス提供責任者)

○ 採用時オリエンテーションを実施する。当事業所の規模と事業内容の説明をし、業務の取り組み方法や実施についての機会を設けている。(接遇の研修も含む)

○ 新人ヘルパー(訪問介護員)が初めて利用者のご自宅に訪問する場合は、ベテランのヘルパーとペアを組んでサービスの提供を実施している。

○ 初めて訪問を終了した後には、管理者と面接をし、ヘルパー自身が不安にならないように相談の時間を設けている。

○ 現場実施研修については、採用=即、ご利用者の自宅ということは出来ないので、サービス提供責任者が、個々利用者のアセスメントや情報の伝達を事細かく行っている。

○ 個々の情報伝達を実施した内容や、訪問先の自宅の場所(地図)を調べたり個人で振り返る時間をとることで利用者 に対する確認が出来る。

2 配置・稼働管理 、 3 能力開発

③利用者との適正マッチング、④新人教育・・・

○ 新人のヘルパーが初めてひとりで訪問する時は、介護が重度でない利用者や、問題のないケースを担当をするように し、職務時間の途中で管理者か経験あるヘルパーが訪問し、利用者に迷惑のかからないようにすることと、新人で気 がつかないサービスに関してアドバイスを受けるようにする。

4 能力開発

⑤考え方・体系、⑥Off-JT・・・

○ 合同スキルアップ研修・毎月1回(新人から管理者まで)

○ 利用者の困難な事例をとおして、研修をすることで様々な場面での対応を経験したり、ブレーンストーミングや、KJ法を取り入れた研修をし、思っていることを言葉にするという、自分に自信を持てる訓練の研修を取り入れている。

○ 介護技術研修を年間を通して偶数月と決めて実施している。技術研修をすることで、麻痺や拘縮が重度な利用者の関 わり方やケアの提供の仕方に共有ができ、新人ヘルパーにとって技術力アップにつながる。また、介護福祉士の試験対策にもなる。(介護技術研修の講師はそれぞれ経験あるヘルパーが、交代で実施)

取組の背景

1・3・4 能力開発 、 2 配置・稼働管理

○ 訪問介護を利用して、在宅で生活をしている方は、ヘルパーに対して、多様なニーズを求めてくる方が多い。

○ また、仕事内容も毎回煩雑になり新人ヘルパーでは対応が非常に難しくなっている。

○ 新人のヘルパーでなくとも新規利用者に対しては、初めての訪問の心得など常に、会議や研修をとおして自身の中で整理しておきたいとの提案が多く聞かれた。

○ 会議や、研修を経験別にしたりと、経験あるヘルパーは、新人教育をすることで自身の介護力の確認と、人に教育するという機会を設けることで、ヘルパー個人が持っている以上の力を学びから発揮できるという成果が、会議の報告からたびたびあったことから実施することにした。

取組の効果

1・3・4  能力開発

○ 経験と訓練の機会をできるだけ多く作ることが、ヘルパーの自信につながっている。

○ また、研修をとおして、普段シフトからあまり会う機会のないヘルパーとも会うことが出来、交流がもてる良い機会でもある。

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