本文へスキップします。
50人以上 社会福祉協議会 関東

事例No.0042

取組内容

1 能力開発

援助技術向上のため、事業所・職員一丸となって研修に取り組んでいる。

①Off-JT、②考え方・体系・・・

○県ホームヘルパー協会の実施する講座に、ヘルパー(訪問介護員)全員が1人2講座を受講することにより、共通の情報、知識を得るとともに、介護知識、技術について、お互い確認し合うこととしている。

○全国・県等で行う各種研修に参加し、社協の介護事業として目指す姿や最新の動向を学ぶことにより、制度改正等の変化に対応するとともに、地域のニーズに応える社協らしい介護事業経営のあり方について、追求している。

○市等で行う特定のテーマについての研修に参加し、市内等の同じ職種の方や、違う職種の方等、討議や意見交換を行うことで、課題を共有し相互理解を深め、役割分担や連携や信頼関係を構築することとしている。

○介護の専門研修とは別に、市外郭団体研修などの集合研修に参加し、接遇研修をとおして接遇態度の徹底を図ったり、救急法の研修により、利用者の安全と、有事の際に適切な対応ができるようにしている。

③OJT、④考え方・体系・・・

○職場研修として、ヘルパーが業務を通じて日常的に学ぶことができるよう、ミーティングで話し合いを行い、サービス提供責任者が、指導・助言を行っている。

⑤新人教育・・・

○新任者に対しては、2週間を経験豊富なヘルパーとの同行訪問による実習期間とし、基本的な介護技術、利用者とのコミュニケーション方法等の実務により個別援助について学び、また、各種記録の取り方等を研修することとしている。

2 コミュニケーション管理

⑥情報共有・ミーティング・・・

○ミーティングの中で、先輩から後輩に、また他のヘルパーの事例を通じて、ヘルパー間の話し合いを行い、業務上のノウハウをお互いに教えあい、伝えていける環境をつくり、職員の意思統一を図れるよう支援している。

⑦カンファレンス・・・

○また、ミーティングの活用により、それぞれのグループの実情に応じ、グループごとに現場に即したサービス向上に向けての研修を、逐次行っている(小グループでのケース検討、介護技術講習)。

3 サービス提供責任者

⑧サ責の能力開発・・・

○常勤のミーティングでは、非常勤とのミーティングで吸い上げた事例等、現場の目線に立った事例検討等を行い、必要に応じて、ケアマネ等の参加も得て、サービス提供責任者としての技能習熟を行うこととしている。

取組の背景

1 能力開発 、 2 コミュニケーション管理 、 3 サービス提供責任者

○介護保険の制度改正等による今後の訪問介護事業の新たな展開に向けて、これまで蓄積してきたノウハウを充分に生かし、状況の変化にあった具体的な実践につなげていけるよう、研修に取り組んでいく必要が生じている。

○また、職員の研修に対する意欲を大切にし、職員に研修の機会を確保し、各自が質の向上に努められる環境作りに留意していく必要が生じている。

取組の効果

1 能力開発 、 2 コミュニケーション管理 、 3 サービス提供責任者

○事業所全体や個々のヘルパーに必要とされる研修を把握し、外部研修を効果的に活用するとともに事業所内でもミーティングの実施により、介護技術や知識のさらなる向上につながっている。

この事例が当てはまる分野