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事例No.0025
取組内容
1 コミュニケーション管理 、 2 能力開発
①健康相談・管理、②Off-JT・・・
○腰痛予防の研修会を行った。
○理学療法士を講師として、社内研修室で1回7人~10人に分け5回実施した。
○実施内容は、ヘルパー(訪問介護員)が現在訪問している利用者の身体状況を説明して、その後利用者に見立てたモデルを相手に現在行っているケアを行った。
○その後、講師を中心として以下のことを話し合った。
ア)現在の方法でヘルパーの腰への負担はないか。 イ)利用者さんの反応はどうか。 ウ)もっと利用者さんが安心して楽にケアを受けられる方法はないのか。 エ)ヘルパーの腰への負担がかからない方法はないか。
○その上で講師から、各ヘルパーに視点を変えた模範指導を受けた。
○研修会の状況をビデオに収録し参加者全員に配布し、自分がアドバイスしてもらったこと、同僚ヘルパーの受講状況等を自宅で繰返し見ることにより実施につなげられるようにした。
○同時に腰痛予防ベルトも配布した。
取組の背景
1 コミュニケーション管理 、 2 能力開発
○ ヘルパーの資格取得時は、移動・体位変換等の研修は受けており一応できるものとして現場に入っている。
○ 同行訪問指導は行うが、一人でケアを行うとき、利用者の状態はそれぞれ違いがあり、悩んでいることが多々あった。
○ また、業務中に腰痛を来たしたヘルパーもいた。
○ 当事業所は小規模で専門的に指導できる人はいない。しかし、ヘルパーには正しい技術を身につけて自信をもって仕事に取り組んでもらいたいと思っていた。
取組の効果
1 コミュニケーション管理 、 2 能力開発
○ 講師から一人ひとりアドバイスを受けたので自信をもって仕事に入れるようになった。
○ 正しい介護技術の指導を受けると同時に腰痛予防体操及び腰痛予防ベルトの正しい装着方法等が再確認された。
○ 腰痛の訴えがなくなったとは言いがたいが、アドバイスをすることができるようになり、それを受け入れてもらえ、悩みと対策が共有できるようになったと思っている。