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50人以上 有限会社 北海道・東北

事例No.0012

取組内容

1 能力開発

①考え方・体系・・・

○研修体制を整備   ア)研修担当者(主に常勤スタッフで、有資格者や部門リーダー等)を対象とした研修会への参加。     社内研修会を担当するスタッフが、社外研修会に積極的に参加出席し、より専門的な知識と最新情報が伝達されるようにする。   イ)研修担当者会議の開催     社内研修計画に基づいて、研修内容を検討し、研修を受ける対象者を振り分けて体制をつくる。

②Off-JT・・・

○社内研修会の開催    ア)全体研修会  ・・・ スタッフ全員を対象にした研修会。登録ヘルパー(訪問介護員)の勤務体制を考慮して、複数回開催する。勤務シフトに応じて、いくつかのグループに分かれて研修会を行うようになったので、いままで参加できなかったヘルパーもずいぶん参加するようになってきた。    イ)初任者研修会 ・・・ 常勤及び登録のスタッフとなって3ヶ月以内の者に対する基本事項の研修会。    ウ)部門別研修会 ・・・ 居宅支援部門、ヘルパー部門、デイサービス部門の部門別に行う研修会。

③自己啓発(資格取得)支援・・・

○スキルアップ研修会   ア)介護福祉士試験の受験者のための「筆記試験模擬研修」や筆記試験合格者に対する「実技試験模擬研修」、介護支援専門員試験のための模擬講座など。

取組の背景

1 能力開発

○ 特に、訪問介護のヘルパーは、登録型ヘルパーが主力となっており、それぞれサービスシフトもさまざまで勤務も自宅と利用者様宅への直行直帰タイプが多いため、全員が集っての研修会を設けることが極めて困難である。

○ そのため、制度の変更点や留意事項、介護を取り巻く最新の情報、より専門的な技術や知識を得るための機会が少ない。

○ また、常勤のスタッフについては、自身の日常の業務に追われて、自分の持っている知識や技術を後進のスタッフに伝えていく機会が少なくなっていたり、その意欲が薄れていってしまったりしている。

○ せっかく資格とともに身に着けた技術や知識を更に磨きながら、多くのスタッフの研修の担当をしていってはどうかとの提案をしてみた。

○ 社内の研修会の度に、外部の講師を招くことが困難なこともあり、できるだけ社内スタッフで充実した研修ができるように考える必要があった。

取組の効果

1 能力開発

○ 登録型ヘルパーの勤務シフトに応じて、いくつかのグループに分かれて研修会を行うようになったので、いままで参加できなかったヘルパーもずいぶん参加するようになってきた。

○ 研修担当者となった常勤スタッフの意欲と責任感が出てきたように感じられる。

○ 介護福祉士にチャレンジするヘルパーが急激に増えた。また、合格率も飛躍的にアップした。

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