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介護老人保健施設 医療法人 九州

事例No.0085

取組内容

  1. 採用は全て正規の常勤職員。欠員が少ないため定期採用は殆どなく、退職予定者が生じる時点でハローワークへの求人、折り込みチラシや知人の紹介等による応募者を面接し、面接は、必ず部門管理者、施設管理者、理事長同席の下で実施し、適任者の確保に努めている。
  2. 子育て支援策として敷地内に託児所を設置運営、託児料金は1万円に設定し24時間保育も対応可能な体制としている。併設病院に小児科もあるため、職員は安心して預けることができ、また、施設内の託児所に預けることが困難な職員のために保育料補助制度も創設し、公認保育料の半額(上限1万5千円)を補助している。
  3. 福利厚生向上のため厚生年金基金にも加入している。

取組の背景

優秀な職員の確保・定着を図るためには、可能な限り職員の処遇の改善に努めていくことが重要とのトップの方針に基づき、職員、退職者等の意見要望等を常に把握するように努めている。そのような過程で、子育てのための優秀な有資格者・専門職の離職の予防、現場復帰促進の方策として託児所設置が課題となった。

取組の効果

  1. 託児所の設置により職員の利便が向上し出産を理由とする退職も少なくなった。また、託児所が設置されていることをホームぺージを見ての求職の問い合わせも多い。
  2. 職員の処遇改善に関する努力の浸透等により、退職者も殆どなく介護職員の不足も全く発生していない。

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