雇用管理サポートシステム

事例No.515

○主な事業:グループホーム ○法人形態:民間会社 ○地区:九州

取組の背景

・労働条件も処遇も他の施設より良いと思えるのだが、離職者が多く、残された職員への負担が大きい現状をどうにかしたい。

・不足分の職員のサポートを行わなければならないため、管理者兼ケアマネジャーの本来の業務が出来ないことがストレスになっている。

・管理者から見て、若い職員のやる気が全く感じられないため、指導方法を知りたい。

取組の内容

 介護労働安定センターに相談し、アドバイスを受け以下のことに取り組んだ。

・介護労働安定センター職員とハローワーク職員の方に訪問していただき、魅力のある求人票を作成した。

・ハローワーク主催の「職場見学会」に申し込み、求職者へ周知した。

・ハローワーク主催の「福祉の仕事 就職説明会」へ参加した。

・在籍中の職員に対する雇用管理の充実、職員の定着を図るため、人材育成・ストレス対策の研修を行った。

・職員が不足している状況で、管理者が精神的に不安定な状態となっていることを解消するため、管理者のメンタルヘルス相談援助を実施した。

取組の効果(改善点)

・介護労働安定センター職員とハローワーク職員の方に訪問していただき、これまでずっと内容の改善はせずに更新していた求人票を見直すことが出来、実際にハローワークの職員からアドバイスを受けたことでより良いものに改善出来た。

・職場見学会では、求職者だけでなく、見学に来られた方々の口コミ等でも求人を拡大したいと思い実施した。

・職員のストレスを緩和するため、無料のメンタルヘルスケアを実施。働く環境のチェックや部下 のメンタルヘルスケアに取組んだところ、職員等もストレスが軽減されたことで仕事へ対する意欲を取り戻すことができた。

・管理者のメンタルヘルスケアの取組により、若い職員への指導方法や自分を冷静に見る方法を指導され、施設のことも前向きに取り組めるようになった。