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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設) 社会福祉法人・社協 九州

事例No.0046

取組内容

1.働きやすい環境作り

  • 定期的に職員との会合を図り、職場の環境改善をチェックすると共に現場の声を聞く機会を設けている。
  • 無資格者でも一定期間の研修と実務経験を積み、介護福祉士を取得後の正規職員採用制度を周知徹底し、資格取得を推奨。
  • 年一回の職員旅行にて交流を図るほか、職員の親睦を計る上での食事会等を年1~2回実施している。
  • 非正規常勤全職員にも夏冬に賞与付与、退職共済制度に加入させている。

2.思いやり、やる気のある人材の採用

  • 資格者・無資格者問わず、思いやり、気配り、優しさを持つ職員を求め、面接重視の採用を実施。
  • 定期採用のみならず、やる気があれば積極的に採用を実施している。
  • 無資格者でも正規職員への採用制度を設けている。

取組の背景

働きやすい環境作りをモットーにしている背景として、介護技術の取得・向上は当然のことではあるが、職員にとって長く働きたい職場とはどのような職場であるかのニーズを知ることに始まる。職員の多くが「職場の雰囲気が良く、働きやすい職場」をあげるが、24時間のローテーション勤務の職場を考えれば、当然のことである。 職場におけるチームワークを重視し、職員一人一人の介護技術を向上させる手立てとしての定着管理・採用管理を考える上で、施設側として取り組むべき課題は、常日頃より職場環境をチェックし、不具合を取り除き、チームワークを重視した働きやすい環境作りを目指す。また、無資格者の介護福祉士資格取得へ向けての制度をPRすることにより、正規職員への登用制度を広めることにより、職員の定着を図る。

取組の効果

働きやすい環境作りの効果として

  1. 職員同士の人間関係は良好で、互助会主催の職員交流会については、70%以上の職員が出席している。
  2. 現場の職員より、職場環境の不具合等を聞き、その都度、職場責任者との検討を重ねて、早期解決を図っている。
  3. 正規職員登用については、過去5名の職員を介護福祉士資格取得により、正規職員へ登用している。
  4. 職員旅行も職員間の楽しみな恒例行事となってきており、年間行事として定着してきている。
  5. 退職共済制度も非正規職員まで懸けているために、職員にとっての大きな福利厚生のメリットとなっている。

採用管理の思いやりのあるやる気のある人材の採用を重視している効果として、

①副介護主任への登用2名。(資格として、ヘルパー2級)

②非正規職員も現場の主戦力として、活躍して頂いている。

③正規職員との職場環境も良好である。

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