雇用管理サポートシステム

事例No.042

○主な事業:特養 ○法人形態:社会福祉法人・社協 ○地区:中国・四国

取組内容

1.採用時何をしたいかの希望を聞く。

2.着任後(3ヶ月を限度として)再度本人の希望を聞く機会を設けている(自らの思いとのずれがないかの確認)。

3.採用直後はキャリアにより3~6日間の一般教養及び介護技術等(講義含む)の基礎研修を行っている。また、その後業務上での困難部分についてミーティングしている。

4.半月~1ヶ月毎に業務指導者(担当者)及び現場担当者の意見を聞いて採用者の状態(他者との関わり等)を把握し、適宜指導修正を行い、意見を聞く。

5.業務終了後、相談事がある場合は時間、場所の提供を随時行っている(定着のため)。

6.介護福祉士等の養成施設からのボランティア希望者の受入れを行う。

取組の背景

1.設立当初、施設経験者の職員が少なく、基本的な現場研修の機会がなかった為、職務に対する統一性が不十分で、業務上の支障が少しづつ出ていた。

2.交替勤務という就業形態の為、管理者としても目が届きにくいことから、出来る限りミーティングの場を設ける必要があった。

3.採用当初の業務態度と3ヶ月、6ヶ月後の業務態度の差異により施設内のチーム連携が取りづらくなり、離職者が増えつつあった。

取組の効果

取組み始めてわずかではあるが、職員の意識が変わってきた。(ヒヤリハット件数の減少、相談内容も前向きな考えが多くなってきた)