雇用管理サポートシステム

事例No.313

○主な事業:特養 ○法人形態:社会福祉法人・社協 ○地区:北陸甲信越・東海

取組内容

1.職員の育成を大きな目的のひとつとして、人事考課制度を導入した。 (平成15年4月)

2.経験年数と役職の段階別に研修制度を体系化して実施している。 (「新人職員」「初級職員」「中級職員」「リーダー職員」「管理職員」)

3.新人職員に対しては、エルダー制度を設けて育成の重点化に取り組んでいる。

取組の背景

1.質の高い人材の育成めざすとともに、公正に評価・処遇されて、働き甲斐のある職場を作るための人事管理となる新しい人事システムを導入するための「検討委員会」が現場職員を主な構成として発足された。(平成13年10月)

2.法人組織である「研修部会」が法人職員対象の研修を企画・実施を繰り返している中で、段階別の研修を体系化して、エルダー制度を導入させた。

取組の効果

人事考課制度の導入により、職員が自分の仕事を振り返ることができ、次の目標を立てそれに向かうべく姿勢となってきている。

職員の働き甲斐は、いかに公正な評価(処遇)ができるかで大きく左右されるところがあり、考課精度を高めるために考課者のみならず、被考課者に対しても、毎年繰り返して研修を行なっているところである。 研修終了後にはアンケートを回収、研修評価をして次回研修企画に生かしている。

エルダー(先輩職員)となっている職員が集まって情報交換を行なうことで、自らの新人職員への関わりを客観的に見られるようになってきた。