本文へスキップします。
介護老人保健施設 医療法人 中国・四国

事例No.0202

取組内容

  1. 6ヶ月ごとに人事考課を行っている。1次評価と2次評価の複数段階評価制度を用いている。人事考課の評価は、賞与に反映している。1次評価時に被評価者と評価者の間で交わしたことは、記録している。
  2. 病院やデイサービスを併設しているが、全体で一つの賃金表を用いている。(正規職員)
  3. 毎年昇給を行っている。働いていれば、おおよそ賃金水準、他者との比較や将来収入予定がわかる。
  4. 子の看護休暇は、有給としている。慶弔休暇も、有給としている。

取組の背景

  1. 賃金の上昇につなげるためには、事業主側の求める姿(給与体系表の上昇につながる資質)に対して、目標をもって一つづつクリアをしてもらわなければならない。良い点は、さらに伸ばして欲しいが、評価点が低くなる理由も伝えておかなければならない。この考課を利用することによって、きちんと伝える手段としている。
     ただし、欠点を列挙するだけの方法でなく、良い点はさらに伸ばすように、悪い点は気をつけて直すようになるように工夫はしている。また、前回で伝えたことと異なったり、次の担当者が人事考課をしても困らないように、面接した際に伝えたことは、すべて記録している。
  2. 業務も育児もゆったりした気持ちで、労働者に行ってもらうために制度を取り入れた。家事もしなければならない主婦層の多い職場であるので、せかせかした気持ちが、業務にも家事にも影響を与えないように考える必要があった。

取組の効果

  • 定着率は、ざっと98%程度である。
  • 直近1年間の離職者は1名である。離職理由は、結婚転居によるものである。

この事例が当てはまる分野