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介護老人保健施設
医療法人
近畿
事例No.0123
取組内容
- 新卒(社会人未経験)入社時に1週間、社会人教育を実施。4ヶ月・7ヶ月後のフォローアップ教育も実施。中途入社の方には、入社初日のオリエンテーションののち、翌日から各施設・各部署配属となる。
- 施設見学と採用一次面接は、各施設にて随時実施し、毎週1回二次面接をし、毎月17日を入社日として、就職希望者を待たせない対応を行っている。
- 介護・リハビリ・看護の学生の実習を積極的に受け入れている。
- 自己申告制度により、本人のキャリアアップ・職能開発の実績・今後担当したい職務の内容などの申告制度を実施。
- 人事考課制度により、自己評価と上司評価・面接にてスキルアップに役立てている。
- 全国老健大会や看護研究発表会への参加はもとより、自法人内での施設別研究発表会をH18年度から開始し、副賞賞金も含め新しい取組みに切磋琢磨している。またスキルアップのため院内研修はもとより、外部研修へも積極参加を呼びかけ実施中。
取組の背景
- 従来より離職率が高く(平成18年度以前は15%以上)、患者・利用者への信頼・満足度は乏しく、職員も新しい職員への業務指導や負担が多かった。
- 職員がキャリアアップしても、なかなか異動等による職務担当希望などが叶わず、結果として離職し、新天地に担当したい職務をゆだねられていたのが現状。
- 一生懸命働く人も日々なんとなく業務を行なう人も給与や待遇が同じでは意欲に欠けるのみならず、いい人材が離職して行く現象が見られた。
- 施設や部署に目標を持つことにより、一致団結して職員が向かう方向性が生まれてくる。
取組の効果
- 離職率の低下(平成20年度実績、常勤9.1%)、特に新卒採用者の1年以内離職に歯止めがかかる。
- 中途入社の方へは、見学・面接・採用への流れが迅速化。双方の希望通りの再就職開始日となる。
- 人事考課により、管理職と職員間との意思疎通確認にも一役、また施設の目標管理も浸透。
- 研修・研究体制の充実・パワーポイント利用などによる技術アップ・発表に導くという実績。そして何より職員の団結心が向上する。(特等副賞10万円も職員には魅力)法人内発表の案件が、全国大会への発表事例と進化していく。
- 自己申告制度は、平成20年10月に開始したばかりです。
- 人事考課制度により、賞与にも一部職員が評価され、やる気UPに向けて貢献。