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50人以上 その他 北海道・東北

事例No.0453

取組の背景

  • ①他業者と比べると賃金が低いためか、良い人材が集まらない。
  • ②新規採用時の給料が他業者より低く、応募者がいない。
  • ③現行の人事制度では、昇給昇格の基準が不明確であり、管理職クラスがいない。
  • ④離職者が平成26年度は12名、平成27年度は8名おり、職員が評価・処遇に何らかの不満を抱えていると思われる。
  • ⑤職員研修については、年間を通して各種自治体及び各団体の外部研修に頼っているため計画的な研修ができてない。

取組の内容

キャリアパス制度の再構築

人事管理制度の導入については、キャリアパス制度の再構築を検討することとし、次の段階的な手続きにより進めることとした。
また、検討にあたり現場職員も参画するプロジェクト会議を設置し、より実態に相応した制度の導入を目指した。

①階層の決定 ②必要となる能力・資格・経験年数の設定 ③研修体系の整理 ④評価制度の整備 ⑤賃金制度とキャリアパスの連動 ⑥就業規則等の改正 ⑦職員への新制度説明会の実施 ⑧人事考課者等の訓練について実施した。

取組の効果(改善点)

①様々な部門・部署がある中で、介護事業に携わる福祉部が単独で制度見直しを実施することは、大変困難ではあったが、介護労働安定センターの支援により問題点の抽出から各改善事項について段階的に検討し解決することができた。職員への説明会も終了し、今後は、人事考課者等の訓練を行い実施に向け準備中である。

②人事管理制度プロジェクト会議に現場職員も参加し、現場の意見も取り入れた。より実態に即した制度構築に向けて取り組んだことで、職員の期待感も高まり、モチベーションアップにも繋がった。

③今回のキャリアパス制度の再導入について、各種助成金の活用を検討している。

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