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20人以上50人未満
有限会社
中国・四国
事例No.0414
取組の背景
- 就業規則が介護事業所の実態及び自社の実態と合っているか不安。
- 介護タクシー部門で一部の職員が仕事を選り好みしたりし、不公平感がでてきている。
- 介護タクシー部門で休憩時間が取りにくいとの不満もでてきている。
- 介護タクシー部門を売上制に変更することを考えているが、法的な問題点がわからない。
- 若いスタッフの入社に伴い、先輩とのコミュニケーション、上下関係などがスムーズにいっていない。
- 若いスタッフの言葉使いや、服装に乱れがある。
取組の内容
介護労働安定センターに相談し、以下のようなアドバイスを受け、改善を行った。
- 介護タクシー部門では利用者が集中する時間帯があるが、余裕のある時間帯を利用し、2回3回に分けてでも休憩時間を取得することを徹底する必要がある。
- 給与支給手当については、支給方法を稼働率に応じた歩合給の支給とすることが職員の納得性が高いと思われるので、その方針で具体的な取り組みを検討して歩合給の単価等を決めていくこと。
- 職員全員でビジネスマナー講習を受け、社会人としてのビジネスマナーと職場内でのコミュニケーションの取り方などについて勉強した。
取組の効果(改善点)
- 職員との面接を行い、業務の適正な配分及び、服務規律、行動基準を作成することができた。
- 休憩時間が取得し難いからといって、その分の時間について残業手当を支払ったとしても、休憩を与えないことが法律違反になることがはっきりと理解でき、必ず取得することを職員に指導することができた。
- 講習後は、若い職員に服装の乱れもなく、先輩への言葉使い等も少しよくなった。