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20人未満
有限会社
近畿
事例No.0410
取組の背景
- 職員のスキルアップは利用者満足及び職員のモチベーションの維持にも必須であると考えている。
- 人材不足でもあることから外部機関の研修を受講することは困難であるため、事業所内での研修を充実させたいと思っている。
- 登録ヘルパーも含めて全職員が不安や不満をかかえて仕事するのではなく、自信をもって仕事をしてほしいと思っている。
- 子育て中のヘルパーが安心して働けるように、また、長く働き続けてほしいと願っている。
取組の内容
介護労働安定センターに相談し、アドバイスを受け、下記のように取り組んだ。
- 訪問介護事業、通所介護事業と同列で研修部門を組織し、顧問(看護師OB)が社内研修の企画や内容等職員の相談に応じる。
- 年間計画に基づき、月1回職員研修を実施。3分の1は外部から講師を招き、3分の2は職員(登録ヘルパー含む)が交代で講師を務める。研修資料はPower Point等で作成。
- 新任研修は3日間(職業倫理、心構え、介護技術)実施後、同行訪問3回以上実施(不安が残る場合は不安が解消されるまで同行訪問を実施する。最高30回同行したことがある。)
- 外部機関が実施する研修の受講料は全額事業所負担。
- 2年に1度、アンケートの実施。(内容:不満、不安、してほしいこと、給料、労働時間、ケアについて等)
- 市が運営している「ファミリー・サポート・センター事業」や保育園の一時預かり等の費用を事業所が半額負担し、子育て中の職員が安心して働けるようサポートしている。
取組の効果(改善点)
- 職員の研修に対する意識が高まり、月1回の職員研修のレベルも上がってきた。来年度は外部講師の割合を減らして、職員による研修を増やしていきたい。
- 全職員2級ヘルパーで採用したが、現在は8割が介護福祉士を取得。
- スキルアップしていくことで職員の問題意識も高くなり、サービスの質向上につながっている。
- 子育て中の職員も常勤で勤務ができるようになった。