雇用管理サポートシステム

事例No.389

○訪問介護の職員数(規模):20人未満 ○法人形態:株式会社 ○地区:北陸甲信越・東海

取組の背景

①新規に訪問介護事業所を開設するにあたり、ホームヘルパーの求人募集に関して、具体的な方策や賃金相場等について知りたい。

②就業規則や労働条件通知書等の作成及び見直したい。

取組の内容

①介護労働安定センターよりハローワークへの求人に加え、合同面接会への参加や福祉人材センターへの求人申込等の方法があることについてアドバイスを受けた。また、賃金の相場については、『介護労働実態調査』のデータの提供を受けた。

②『訪問介護員のための魅力ある就労環境づくり』(平成22年度厚生労働省委託事業)の情報提供に加え、雇用管理コンサルタントの援助を受け、事業所に適合した就業規則や、労働条件通知書となるよう作成・見直しを行った。

取組の効果(改善点)

①ハローワーク介護分野担当者や、福祉人材センター担当者とも面談を重ね、求める人材について希望を伝えていたこともあり、サービス開始までには有能な社員も確保できた。半年あまりを経過した現在では、利用者数も伸びてきており順調に事業を展開している。

②変形労働時間制を導入し、勤務シフト作成にあたっている。賃金管理については、雇用形態・役職に応じて月給・時給や手当の有無などを整理・定義づけを行った。また、移動用車両の取り扱いについては、借り上げとして10kmあたりの単価を決定した。