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20人未満 特定非営利活動法人(NPO) 九州

事例No.0381

取組の背景(相談内容)

①事業所の理念や運営方針が職員にスムーズに伝わらない事や、業務上の伝達事項を守らない職員への指導方法に苦慮している。
職員との良好な人間関係を作り、定着率を高め、人材を育成していきたい。

②管理者として「対人援助職のストレスの対処法」を習得し、職員のメンタルヘルスの予防と対策に努めたい。

③ヘルパーの質の向上やレベルアップの必要性を感じている。

取組の内容(支援内容)

介護労働安定センターに相談し、アドバイスを受け、取組みを実施した。

①雇用管理責任者講習を受講し、管理者として必要な知識や、情報の提供を受けた。

②健康確保対策事業の内容について説明を受け、職員研修としてメンタルヘルス講話(集団型相談)を実施した。
また、講話を受講後、管理者から「個別相談」の申込みがあり、ヘルスカウンセラーの相談援助を実施した。

③介護労働講習について説明を受け、職員が受講する事となった。
受講した内容を事業所に持ち帰り、他の職員に伝達研修を実施する方法について助言を受けた。

取組の効果(改善点)

①雇用管理責任者講習を受講したことで、管理者としてのあり方を学ぶ事ができた。
また、労務管理のポイントを学ぶと共に、他の事業所の管理者との情報交換をする機会を得て、雇用管理の改善の重要性を再認識し、今後も管理者として自己啓発をしていく足がかりとなった。

②メンタルヘルスの講話を職員研修として実施したことで、職員が抱えているストレスや不安について共通認識を持つことが出来、ストレスの対処法について前向きに捉えることが出来た。

③研修参加後、朝礼等で伝達研修を実施することで、職員のモチベーションの向上に役立った。 職員研修の重要性を再認識することが出来た。

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