雇用管理サポートシステム

事例No.376

○訪問介護の職員数(規模):20人未満 ○法人形態:株式会社 ○地区:近畿

取組の背景(相談内容)

新規に訪問介護事業を開始するに当たり、就業規則を完成させたい。就業規則の雛型を参考に仮に就業規則を作成しているが、内容を見てもらい、修正をしていきたい。 特に、労働時間、給与の部分の記述について詳しく教えてもらいたい。

取組内容(支援内容)

介護労働安定センターに相談し、以下のアドバイスを受けた。
事業開始のための申請に就業規則を添付する必要があり、時間的余裕は少なかったが、作成した就業規則をひとつひとつ確認してもらい、説明を受けた。
労働時間については変形労働時間制と事業場外みなし労働時間制の採用、賃金については介護保険報酬に基づいた歩合での支給にしたいという希望があり、変形労働時間制度導入にあたって就業規則に規定するポイントを説明してもらった。
労働条件通知書にも、変形労働時間制である旨の記載が必要であることについてアドバイスを受けた。賃金の歩合制については計画している単価設定が最低賃金を上回る等最低賃金法には触れないと思われるが雇用契約で職員の同意を得る、常に最低賃金を下回らないかチェックする必要があること等について説明を受け、納得できるまで説明をしてもらった。
就業規則は職員にも分かり易いものであることが重要であることを理解することができた。

取組の効果(改善点)

労働時間、賃金について充分に理解できた。相談中に受けた就業規則作成のためのアドバイスも参考にして就業規則の再作成を行う。