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50人以上 株式会社 近畿

事例No.0212

取組内容

1 配置・稼働管理

①稼働(シフト)管理

○ ヘルパー(訪問介護員)に対し、空き時間および希望サービスの調査を定期的(3ヶ月に一回)に実施する。

○ ヘルパーの稼働システムの開発とデータのインプットを行いヘルパー検索の効率化を図る。

2 コミュニケーション管理

②情報共有・ミーティング

○ サービス日当日中に介護日誌をやりとりし、それらをもとにサービス提供責任者はヘルパーとのコミュニケーションを活発に行い、ヘルパーの最新の状況把握に努める。

③健康相談・管理

○ 法定の定期健康診断の実施

④健康相談・管理、⑤職場環境づくり

○ 茶話会・懇親会の開催や(主に)サービス提供責任者との頻繁な対話を通し、日頃の悩みを解決し精神的な健康面に配慮

3  労働時間管理

⑥有給休暇

○法を遵守した有休休暇を付与

4 賃金管理

⑦手当(資格、通勤、時間外等)

○ 複数のサービス間の移動手当の付与

⑧キャンセル・休業補償

○ (事業者の責任による休業時の)休業補償

⑨基本給

○ 月間の実稼働時間に応じた段階的な時給単価の設定

○ (時給の異なるサービスの選り好み(身体介護、生活支援、介護予防)の結果、ヘルパーの選定がむずかしくなる場合があることから)サービスにかかわらない一本化した時給の設定

取組の背景

1 配置・稼働管理

○ サービス提供責任者はヘルパー選定に多大な時間と労力を要している(ヒトをあてがうことに汲々としている)。

○ サービス提供責任者の本来業務(利用者ニーズの木目細かで十分な把握とそれに見合う最適なサービスの提供)に注力できる時間の創出に苦慮することが多い。

2 コミュニケーション管理 、3 労働時間管理 、 4 賃金管理

○ ヘルパーについては、プロ意識に欠ける場合もままあることから、組織活動の理解とモチベーションの維持向上、成果の最大化の周知教育が必要。

取組の効果

1 配置・稼働管理

○ 一定の成果をあげているが、マニュアルではないその時々の細かな配慮が求められ、常に意識させることが必要。

2 コミュニケーション管理 、3 労働時間管理 、 4 賃金管理

○ 処遇面での施策はどうしても介護報酬とのバランスとなり、なかなか処遇的にヘルパーのモチベーションを上げる制度構造にないことは非常に苦慮する部分である。

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