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50人以上 株式会社 関東

事例No.0062

取組内容

1 キャリア管理 、2 能力開発

①キャリアパス、②自己啓発(資格取得)支援・・・

○会社として、登録ヘルパー(訪問介護員)の中から常勤ヘルパー(訪問介護員)を採用し、併せて介護福祉士、ケアマネ等の資格取得を支援する体制をとり、その資格に応じた処遇を行うこととしている。

3 人事制度

③人事制度の工夫

○さらに当社では一般ヘルパーを対象として「上級ヘルパー」の資格を作った。上級ヘルパーは当社独自の資格で、当社の実施する上級ヘルパー試験合格者が資格を得られる仕組みとしている。上級ヘルパー試験に合格した場合、それ相当の処遇が適応される仕組みとした。

○上級ヘルパー試験の試験問題は、当社に勤務する職員が現場作業等を考慮して独自に作成する。

取組の背景

1 キャリア管理 、 2 能力開発 、 3 人事制度

○ 登録ヘルパー、常勤ヘルパーの処遇改善等の必要性に対応することと、それぞれの就労意欲を維持する必要があった。

○ 管理者の恣意的判断のみで処遇の差を付けることは、多くのヘルパーからの理解が得られないこととなり、結果として十分な処遇が行えなかった。そのため、客観的な基準をつくり、技術、技能の優秀なヘルパーに対して処遇改善を行う必要性があった。

取組の効果

1 キャリア管理 、 2 能力開発 、 3 人事制度

○ 就労意欲が高いヘルパーにとって、常勤採用の機会があり、更に上位資格取得などによる管理者への登用のルートが明確となることで、職場での業務に積極性が生まれた。

○ 上級ヘルパーの資格取得者は、同僚ヘルパーの中でも能力が上位であることを明確に示すことができ、全員から処遇の格差に対する理解が得られるようになった。

○ 「上級ヘルパー」資格の設置により、高い介護技能を要求される現場へ派遣するヘルパーの選定などにおいて、ヘルパー配置の調整が容易となった。

○ 「上級ヘルパー」資格所有者を適所に配置することで、お客様からの満足を取り付けることが容易となった。

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